トップページ | > | 印鑑の処分方法や印鑑を処分する時に必要な手続きなど |
印鑑の処分方法や印鑑を処分する時に必要な手続きなど
印鑑を処分したい時には、再利用できないのかなど、
考える事がありますので、こちらのページでは、
その事について解説していますが、
その後に印鑑の処分方法について解説しています。
印鑑を処分する以外の選択肢を考える
再利用する
印鑑の印面の一部が、少しだけ欠けた場合のように、
印面を彫り直したら、再利用が出来そうな場合で、
新たに印鑑が必要な時は、
その印鑑を再利用する事を考えたら良いと思います。
特に、高価な印材の印鑑でしたら、
その印材で新しい印鑑を買うよりも、
再利用した方が、だいぶ安くなると思います。
しかし、印材によっては、再利用ができない場合があります。
例えば、角系の印鑑の場合は、乾燥によりひび割れしている場合がありますので、
そのような印鑑の場合は、再利用が難しいと思います。
印鑑を再利用したい場合は、印鑑を購入したお店(サイト)に頼んだり、
別のはんこ屋さんのお店に行って、改刻(彫り直し)を頼んだら良いと思います。
印鑑の買取
一般的には、印鑑の買取は、あまり行われていないようですが、
ネットでは象牙の印鑑を買い取ってくれる所はありました。
印鑑を買い取ってもらいたい場合は、
ネットで調べてみると良いかもしれません。
また、現在は印鑑の買取は、あまり行われていないようですが、
牙系や貴石のように、高価な印鑑は、
将来高く買い取ってもらえる時が来るかもしれませんので、
処分せずに、保管しておいたら良いかもしれません。
実印を処分する時の手続き
印鑑登録をしている印鑑を処分する場合は、
個人の実印の場合は市区町村の役場で廃印届けを提出すると、
また法人の実印の場合は法務局で廃印届けを提出すると、
印鑑の登録を解除する事が出来ます。
ところで、新たに実印を用意する場合は、
市区町村の役場や法務局で、改印届けを提出すると、
新たに印鑑を登録する事が出来ます。
銀行印を処分する時の手続き
金融機関に登録している印鑑を処分する場合で、
新たな銀行印で、その金融機関に登録したい場合は、
改印届けを提出する事で、登録が出来ます。
また、キャッシュカードがあれば、
銀行印がなくても、お金を引き出せますので、
銀行印を捨てた後に、新たな銀行印で、金融機関に登録したい場合は、
急いで新たな銀行印を用意しなくても大丈夫だと思います。
印鑑の処分方法
処分方法1.自分で供養して処分する
印鑑のように、大切に扱っているものは、
人間の気が宿ると言われています。
ですので、印鑑を処分する時は、
印鑑に宿った気を抜くために、
供養をする場合があります。
日本の印鑑業界では、印鑑を処分する時は、
印鑑を供養してから処分する場合が多いようです。
ですので、印鑑を処分する場合は、供養した方が良いようですので、
印鑑通販の大手サイトであるハンコヤドットコムで薦めている処分方法について紹介したいと思います。
通常、ご使用されない印鑑の処分方法は、 毎年10/1が「印章の日」となっておりまして印鑑供養をしている神社にお願いするか、 若しくは、ご自身で供養する場合は、朱肉をブラシできれいに落とし、 清潔な布や紙に包んで、 仏壇や神棚または清潔な場所に一定期間(約1年)一括して保存してから土の中に埋めるか焼却することをお薦めいたしております。
(引用元:ハンコヤドットコム)
ハンコヤドットコムの処分方法では、
一定期間(約1年)保存した後に、
土の中に埋めるか焼却することをお薦めしていますが、
その後は一般のゴミとして捨てても良いようです。
処分方法2.自分で供養しないで処分する
一般のゴミとして捨てる
印鑑を一般のゴミとして捨てる場合は、
別のゴミと同様に、印鑑の印材に応じて、分別して捨てたら良いと思います。
しかし、印鑑を一般のゴミとして捨てた後に、
その印鑑が誰かの手に渡る可能性が僅かにあると思います。
ですので、ゴミとして捨てた印鑑が、
誰かの手に渡って悪用される危険性について解説したいと思います。
ゴミとして捨てた印鑑が誰かの手に渡って悪用される危険性
もしも、ゴミとして捨てた印鑑が、
誰かの手に渡ったとしても、
危険性はほとんどありません。
その理由についてですが、
仮にその印鑑が実印だとしますが、
実印だけでは、ほとんどの場合は、
契約などは出来ません。
実印を使う場合は、印鑑証明書が必要になります。
また、その印鑑が銀行印だとしますと、
銀行の預金を引き出すためには、
銀行印の他に通帳が必要です。
ですので、実印や銀行印が誰かの手に渡ったとしても、
悪用される事は、ほぼないと思いますので、
印鑑を一般のゴミとして捨てても、
危険性がほとんどありません。
もしも、印鑑を使われて危険性があるのでしたら、
100円ショップなどで、三文判の印鑑は、
販売されていないでしょう。
印面を削る必要性
ゴミとして捨てた印鑑が、
誰かの手に渡ったとしても、
危険性はほとんどありませんので、
印鑑を一般のゴミとして捨てる場合に、
印面を削ったりする必要も、
特に無いと思います。
しかし、人に印鑑を拾われて、印鑑の印面を見られるのが嫌な場合は、
印面を削ったら良いと思います。
処分方法3.はんこ屋さんで処分してもらう
はんこ屋さんによっては、印鑑を無料で処分してくれます。
ですので、印鑑を処分したい場合は、
近くのはんこ屋さんをネットで調べてみると良いと思います。
また、送料がかかるのですが、
はんこ屋さんに配送して処分してもらう方法もあります。
また、はんこ屋さんが、印鑑を処分する場合は、
神社やお寺が、印鑑を供養をしてから焼却するそうです。