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印鑑は縦書きがいいの?横書きがいいの?

公開日 更新日

こちらのページでは、印鑑は縦書きが良いのかそれとも横書きが良いのかや、 横書きの時の名前の方向や、 横書きの時の注意点や、 印鑑の種類別の縦横の書き方について解説しています。

【目次】

印鑑は縦書きが良いのかそれとも横書きが良いのか

印鑑は縦書きが良いのかそれとも横書きが良いのか

印鑑は縦書きのものと横書きのものがありますので、 どちらを選んだら良いのかを、迷う方が多いと思うことから、 どちらを選んだら良いのかについて解説したいと思います。
印鑑は縦書きが良いのかそれとも横書きが良いのかについては、 どちらでも間違いではありません
ですので、どちらでも良いと思います。
しかし、印鑑の種類(実印、銀行印、認印)によって、 相応しい縦横の書き方や慣習による縦横の書き方があります。

ですので、印鑑の種類別の縦横の書き方について解説したいと思いますが、 その前に、横書きの時の名前の方向と、横書きの時の注意点から解説したいと思います。

横書きの時の名前の方向

横書きの時の名前の方向

横書きの印鑑の印影は、名前が右から左の方向になっています。
ですので、現代の日本の文章の書く方向と反対です。
例えば、「佐藤」という苗字の場合は、印影は「藤佐」となります。

佐藤という苗字の場合の印影
見出し用の四角

方向が右から左になっている理由

現代の日本の文章の書く方向は、左から右ですが、 戦前の日本の文章の書く方向は、右から左でした。
印鑑の書き方については、戦前の時の書き方を継承していますので、 印鑑が横書きの時の名前の方向は、右から左になっています。
しかし、希望すれは左から右にしてもらうことが可能です。

横書きの時の注意点

子供の印鑑を作る目的

例えば、「田中」という方が横書きの印鑑を作ったとしますと、 印影は、「中田」となります。
また、「中田」という方が、横書きの印鑑を、印影が左から右になるように作ったとすると、 印影は「中田」となります。
ということは、印影が「中田」となっている方の苗字は、 「田中」の場合と、「中田」の場合の2通りが考えられる事になります。
このように、印鑑を横書きにすると、名前が紛らわしくなる場合があります。
このような問題は、印鑑を縦書きにした場合は、ほとんど起きません。

印鑑の種類別の縦横の書き方

子供の印鑑を作る目的

簡単に解説すると、実印と認印は縦書きが多く、銀行印は横書きが多いです。
「横書きの時の注意点!」の項目で解説したように、 印鑑を横書きにすると、名前が紛らわしくなる場合がありますので、 印鑑の名前は、基本的には、縦書きにするのが相応しいです。
しかしながら、銀行印については、横書きが多いです。
ですので、その理由について解説したいと思います。

見出し用の四角

銀行印は横書きが多い理由

銀行印は、横書きの場合が多い理由は、印相学の影響があると考えられます。
印相学では、銀行印を縦書きにするのは、 「お金が上から下に落ちる」という良くない意味があるので、 銀行印は横書きの方が良いとされているそうです。

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