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シャチハタの意味や種類や適切な使い方など
こちらのページでは、シャチハタの意味や用途や、シャチハタが重要な書類などでは使えない理由や、 シャチハタの種類や、シャチハタ製品を販売しているおすすめサイトについて解説しています。
シャチハタとは
シャチハタとは、朱肉を使わずに押印できるインク浸透型のゴム印です。
シャチハタの印面は、多孔質のゴムになっていますが、
押印すると内部に入っているインクがしみ出て描かれます。
シャチハタの印面はゴムなので、スタンプに似ています。
また、シャチハタは、連続で押印できますし、朱肉やスタンプ台を使う必要がないので、
とても便利です。
ところで、シャチハタの名前は、1965年にインク浸透印を開発した、
当時のシヤチハタ工業株式会社の社名が由来になっています。
現在の社名は、シヤチハタ株式会社ですが、シヤチハタ株式会社で製造されているインク浸透印は、
Xスタンパーと言います。
しかし、インク浸透印は、シヤチハタ製でなくても、シャチハタと言われているのが、今日の状況です。
ところで、シヤチハタ社のネーム9(定番品)の場合は、10万回使用することができますので、
耐久性が高いです。
また、インク無交換で、3、000回使用することができます。
また、シャチハタは、
回覧板の確認印や、宅急便や郵便物の受取印などでよく使われていると思います。
また、会社内部の書類に押印する時に使う場合があります。
しかし、シャチハタは、役所での印鑑登録ができませんので、実印として使うことができませんし、
銀行の口座開設の時に使えませんので、銀行印として使うことができませんし、
重要な書類に捺印する時などでも使うことができません。
ですので、大雑把に言うとシャチハタは、認印以外では使用できません。
ところで、シャチハタのインクがなくなった場合には、インクを補充する必要がありますが、
補充インクは、そのインク浸透印のメーカーのものと同じものを使う必要があります。
また、色も同じものを使う必要があります。
シャチハタが重要な書類などで使えない理由
シャチハタが重要な書類などで使えない理由は、主に3つあります。
印面がゴムになっている
印面がゴムになっているので、印面が劣化しやすいし、傷つきやすいし、
擦れて変形しやすいので、印影が変化する場合があります。
また、押印する時の強さによって、印影が変化する場合があります。
このように、シャチハタは、印影が変化する場合がありますが、
印影が変化する印鑑は、重要な書類などでの捺印には相応しくありません。
朱肉ではなくてインクが使われている
シャチハタの内部の液体はインクですが、
インクだと紫外線劣化する場合がありますので、印影が変色したり色が薄くなったりします。
ですので、インクタイプの印鑑を捺印した書類を長期間保存すると、
問題が生じるリスクがあります。
同型印が存在する
シャチハタは、100円ショップで売られている三文判のように、
同型印が存在する場合があります。
同型印が存在するという事は、その印鑑の唯一性が失われてしまいます。
ですので、同型印が存在すると、他者によって不正が行われるリスクが高まります。
ですので、重要な場面や重要な書類でシャチハタを使用するのは、相応しくありません。
シャチハタの種類
キャップを外す必要がないキャップレスタイプのものや、
ネーム印とボールペンが一体になってるネームペンや、
角印や、データネーム(日付印)や、
キティちゃんなどのかわいいキャラクターが描かれたものなどがあります。
また、サイズはいろいろありますし、インクの色を選べるものがあります。
また、シヤチハタ製以外の他社製(ブラザー社製、サンビー社製)のものもあります。